自動車部にはいった動機は、免許が格安で取れるという当時、自動車部部員募集での最大のコピーに
惹かれてでした。
自動車やバイクは好きな方でしたが、免許を取れたら、やめようかなとも思っての入部でした。
ただ、新入部員が多く(20名位)、毎日の練習、金比羅までのランニング+ハンドル回しは、最初に運転練習できるための
競争でした。新入部員には、高校時代は野球やテニスなどに熱中した人が、なぜか多く、この競争が結構楽しかったです。
また、自宅通いだったのもあり、新歓コンパで同級生の下宿に泊まったり、合宿での生活は楽しいものでした。
1,2年の時は、こんな調子で部活を楽しんでいましたが、3年では主将に指名され、みんなを引っ張っていく自信は
ない状態でのスタートでした。ただ、同級のメンバーとは、なにかと話合い、みんなで決めて進めていたと思います。
1年間、役割分担の中ででいろいろ行事を行ないました。競技ラリーはもちろん、カベンジャーラリー主催、
全日本整備大会参加、全九フィギア大会全種目参加、奨学金募集九州一周駅伝北九州地区担当、当時、流行ったスパーカーの
展示会でのガードマン運営等々。自動車に関係するものは何でもやり、充実した1年間を過ごせました。また、その次の代も継承、
レベルアップしてくれたことは大変嬉しく思いました。
就職先は、自動車とまったく関係のない会社ですが、社会人となり、自動車部での企画運営での経験が、
一人でなく、仲間、関連部門と共感しながら仕事をすすめることが、もっと重要だと気づきました。
(自動車部の時は、活動が社会経験に近く、仕事に生かせるなんて全く思ってなく、めんどくさい時もありました・・・・)
現役のみなさん、今、部員は少なく、大変な時期だと聞いています。ただ、少なければ少ない中でやれることが
あります。
決して義務感でなく、まずは自分たちが楽しめる、そして面白いと思うものを見つけ、仲間を集めていくことだと思います。
動かずば進まず、動けば何かを得られます。
[早田さん(s54) 記]