(yagi-1953-00) [KIT01/1953-yagi-00.html]
当時の写真がありますのでお届けしますのでご笑覧下さい。 人物は何れも
工大1〜3期生(昭和28〜30卒)。
[八木さん(s28) 記]
八木さん(s28)は、九州工大の第1期生です。在学中は写真部部室で暮らし、
自動車部で卒業間際に運転免許を取得されたそうです。
「明專会報(2011/853号)」の記事で、OB会総会開催(2011h23.10)を知り、
参加できませんが、何らかの形で参加したく手元にある当時の自動車部所属の車両などの写真を
送りたいとのことで、問合せ先の山本さん(s46)へ連絡され、山本さんを経由して、
HP担当の近藤(s54)へ届きました。
写真と共にていねいな説明を添えた左の貴重な記録を頂きました(2011.10)。
[近藤(s54) 追記]
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<在学中>
(koudoumae-1952-yagi)
今はありませんが、当時の本館講堂です。車はフォードのV-8エンジンを載せたセダンで
専ら学長用であったと思います。 一度乗せてもらったことがありますが、当然のことながら
部のトラックに比し静かで乗り心地は満点でした。
[八木さん(s28)記]
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1
(syaken-1952-yagi)
トラック(トヨタ戦時型トラック:「彗星号」)の車検前は、放課後、自動車部の車庫で、
エンジン 、足回りをオーパーホウルしました。
後列左から久米・山田・吉田・藤田・野村。前列:楠田・八木・広田・満井(フォードのドライパー)。
クランクシャフトとパピットメタルを盛ったベアリングの摺合せは手古摺りました。シリンダーのポーリング・
ホーニングは、先輩の居た西鉄の整備場に持ち込んでやって貰いました。前輪のアライメント、タペット調整は
すべて部員がやりました。
[八木さん(s28)記]
「流星13号(特別号).p88-90」にも、彗星号の車検整備手順と本画像が掲載。
本画像は部室アルバムにも保管。
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2
仕上げは塗装。この時の車検では、荷台の床板に僅かな穴(葉書よりも小さかったと記憶しています)があり
不合持となりました。 車検は、全く機器類を使わず、検査員が運転し、燈火、警音器、アポロ(方向指示器:
現在のようなウインカーはなく、腕木式)プレーキの作動をチェックするのみでした。
[八木さん(s28)記]
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3
(menkyo-syutoku-1952-yagi)
練習はすぐオーパーヒートする写真のフォードのミニパスで行いました。ガソリン代として
部に確か500円(当時は結構価値あり)を収めたように思います。
[八木さん(s28)記]
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4
広い福岡県で試験掛は博多ーか所のみで、月1回受験のチャンスがありました。
唯希望者が多く、朝早く戸畑警察署前に並んで順番取りが太変だったようです。
小生は並んだことはありませんが。
試験は先ず“コース切り"で煉瓦1枚分くらい高くなったコースを指示された通り走らされますが、
脱輸すると即不合格となります。小生は第1回の受験で8字コースで脱輸して不合絡、望月2回目で
合絡しました。コース切りに合格すると次は路上走行、いきなり大濠公園付近を走らされ、最後に
筆記試験となります。
尚、試験車はイスズのダブルキャプトラックでホイルベースは4トントラックより短くなっていました。
ほかにフォードの乗用車もあったようで これは前方の視界が悪く不評でした。
[八木さん(s28)記]
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5
免許証を取得するとお祝いコンパがありました。昭和27年(1952年)12月9日小生の取得コンパです。
後列左から山田・広田・吉田・蔵持・後藤。前列は富田・八木・中島・島の各氏です。
[八木さん(s28)記]
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6
(baito-1952-yagi)
免許を取得すると違法ですがこのトラックでアルパイトをしました。小倉の到津遊園地を
定年退職した人の家族を熊本県まで家財と一緒に運んだことがありましたが、箪笥などで囲った中に
家族を載せ、途中人が乗っているのを見つからぬよう走ったことがあります。
[八木さん(s28)記]
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7
(aima-1952-yagi)
左の写真は八木・中島・後藤。中の写真は小川・八木・中島 女の子は教員のお子さん。
[八木さん(s28)記]
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8
(daturin-1952-yagi)
時々このようなこともありました。ただし小生の運転ではありません。
昨年9月に久しぶりに母校を訪れた時、この場所が特定できませんでした。
グランドから正門へ敷地の西側を境界に沿って走っていた道路ですが。
我々の居た頃の建物で残っていたのは正門と守衛所だけでした。
守衛所横に植えた卒業50年記念の“はなみずき"を見て帰りました。
[八木さん(s28)記]
向こうから、流星号が見守っているようです。
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9
<卒業後>
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